「天国に一番近い島」におけるニッケル開発

美しい珊瑚礁が広がるニューカレドニア。最南部は、植物の固有種の率が非常に高く、灌木、森林、河川、湿地帯など、世界有数の生物多様性の豊かな地域が広がります。

周辺海域は世界遺産にも指定され、ジュゴンやウミガメ、クジラが生息します。ここで、大規模な鉱山開発がゴロ・ニッケル社によって進められています。広範囲にわたり表土を剥がし、露天掘りを行うほか、精錬所、港湾、鉱山廃棄物を貯めるダム、パイプラインを建設しました。一年で600万トン以上の土を掘り返し、6万トンの酸化ニッケルを生産します。

地元の先住民族は、生活や文化が脅かされるとして、長年強く反対し続けたのですが、開発を止めることはできませんでした。生産されたニッケルは日本にも輸出される予定です。

より詳細な情報はこちらをご覧ください。
http://www.foejapan.org/aid/jbic02/nc/index.html

「天国に一番近い島」におけるニッケル開発

 

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